和室などの白木の部分は年々日焼け、汚れで黒ずんできます。
あく洗いとは木部の染み込んだ汚れをとりのぞくことです。
木の様子を確かめ「木」本来の良さを引き出せるよう、伝統的な道具を使い一つ一つ丁寧に作業を行います。
汚れを浮き上がらせて、「木」本来の良さをよみがえらせます。
数寄屋住宅・町家・木造和風住宅から寺社仏閣、桐タンスや水屋タンスなどの家具まで木本来の色に戻します。
納戸や倉庫にほこりを被っている桐タンス、古くなって使えなくなった桐タンスはないですか?
その桐タンスはいつの時代にどなたが使われていた桐タンスでしょうか?
祖父母やお父様お母様が思いを込めて大事に使われていた桐タンスかもしれません。
年月が経てば自然と傷み、汚れたり色が変わったりしてしまいます。
大切な思いの詰まった桐タンス、お客様の思いを大切に、丁寧に綺麗に洗い上げ、割れた個所は埋木等で修復作業を行い、大切な思い出と共に甦らせます。
ベンガラ(紅殻・弁柄)は土から取れる成分(酸化鉄)で、木痩せや老化を防ぐ効果、防虫・防腐効果という機能性から家屋のベンガラ塗りとして使用されています。
日本では古くから多くの社寺建築に赤い色彩として利用されてきました。
経年変化に強く、日光による褪色もないことから最近では安全な天然素材として見直されています。
また、仕上げに荏油(えあぶら)を塗ることにより防水効果もあります。
もともと地球上に存在する天然素材を使い、お客様の家屋を美しく、耐久性のある家屋へと蘇らせます。
灰汁洗いは伝統的な手作りの道具を使います。
通称:簓(ささら)・水箒(みずぼう)など自然素材を使い、独自の経験により1つ1つ手作りで木にやさしい道具づくりをしております。
丁寧に作った簓(ささら)は木にやさしく、きれいに汚れを取り除いてくれます。
この道具一つ一つを作るところからお客様に喜んでいただけるよう丁寧に思いを込めて作らせていただいております。
一般的な掃除から年末の大掃除、火袋の高い所まで、特に火袋の掃除は何処に相談したらよいのか分らないとよく言われます。
高所の危ない所、はしごがないと掃除できない所も和風建築の掃除の事ならお任せ下さい。